<EDWIN × KIDILL × Jamie Reid Triple Collaboration Collection>
2020年1月、フランス・パリで行われたメンズ・ファッション・ウイークにて発表されたEDWIN×KIDILLのコレクション。
EVERGREYでは今期2020AW COLLECTIONより新たにスタートするコラボレーションブランドをお取り扱いスタートすることとなりました。
KIDILLは2014年にデザイナーの末安弘明氏によって設立されたブランドで、カオスの中にある純粋性を意味した造語。
デザイナー自身が90年代に体験してきたロンドンパンクをはじめとする音楽カルチャーを軸に、現代の新しい精神を持った服を制作している。
ファーストコレクションとなる本シーズンでは、
世界中に多くのファンを持ち、デザイナー自身も熱狂的なファンであるイギリスのグラフィックアーティストJAMIE REID(ジェイミー・リード)のアートコレクションを使用したコラボレーションラインが実現。
JAMIEのプライベートアート作品(1968年〜2018)を使用し、現代のストリート感覚を取り入れたコレクションはパリコレクションでも話題となった。
末安氏は、「ジェイミーが現在も唱えている、政治、社会、環境破壊に対する反骨のメッセージは自分自身の想いと重なる部分が多い」と語り、日本を代表するデニムブランドエドウインが持つ、インディゴ排水の浄化システムや残反の再利用といったサスティナブルな取り組みともリンクする部分が多いという。
<商品仕様>
ボディーはゆったりとしたサイズ感となっており、着心地の良い素材感です。
MADE IN JAPAN
<COLOR>
White
※色違いでブラック、カーキがあります。
<SIZE>
XL
着丈:73.5cm
身幅:61cm
肩幅:53cm
袖丈:22cm
<MATERIAL>
Cotton 100%
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<JAMIE REIDとは>
ジェイミー リード(1947年生まれ)は、イギリスのアーティストであり、政治活動家でもある。リードはロンドン南部のクロイドンで育ち、政治的な活動を行うファミリーの出身である。クロイドンアートカレッジ在籍時、リードは、時間の多くを、1968年の学生運動に費やし、学友であるマルコム マクラーレンと共に、大学占拠を先導した。1970年に大学を去った後、彼は急進的なポリティカルマガジン、“Suburban Press(サバーン プレス)“を共同発行させ、グラフィックとスローガンなどをカットアップ(切り貼り)するユニークなスタイルを発展させた。
リードは、イギリスのパンクロックバンドのセックス ピストルズのための多くのアルバムカバーをデザインしたことで最も知られているアーティストである。これらのカバーは、身代金を要求する手紙のスタイルを引用し、新聞のヘッドライン(見出し)からカットされた文字を特徴づけた。このイメージは瞬く間に、特にイギリス国内において、パンクロックの本質的な定義となった。彼のこのスタイルは、アルバム“Never Mind the Bollocks, Here's the Sex Pistols(ネバー マインド ザ ボロックス、ヒアズ セックス ピストルズ)”、そしてシングル"Anarchy in the UK(アナーキー イン ザ ユーケー)"、 "God Save The Queen(ゴッド セイブ ザ クイーン)"、"Pretty Vacant(プリティ ヴェイカント)"、 "Holidays in the Sun(ホリデイズ イン ザ サン)"などに用いられている。
リードは、アフロ ケルト サウンド システムのような、バンドのためのアルバムカバーのデザインを続けている。また彼は、ロンドンのショーディッチ地区にあるストロングルームレコーディングスタジオのインテリアも手掛けた。そして、占拠、エクスティンクション リベリオン(地球温暖化、生物の多様性の喪失、人類の絶滅への反抗)、フリー プッシー ライオット ムーブメント(ロシアのパンクバンドであるプッシー ライオットが、プーチン大統領を批判した演奏を行なったため、メンバー数名が拘留された事件に対し、世界中のアーティストたちが解放を要求した)のような、社会政治学的な状況を、視覚的に訴え続けている。
最近のリードの主な活動は、常にEight Fold(エイト フォールド)の年度別の制作にある。それは、紀元前のドルイド期に分割された8つの宗教行事をベースに、ミドルサイズの多様性に富んだアートワークに焦点を当てている。彼は、60年代後半と70年代前半からの自身のアートワークの再適応として、このシリーズを構築する。それは、当時と同じテーマや根本的なメッセージを、新しい本質へ持ち込んでいる。
ジェイミー リードのアートワークは、テートギャラリーやメトロポリタン美術館などの国際的な芸術機関にコレクションされている。彼は、イングランド南東部に位置するリゾート地、ブライトンにあるジョンマーチャントギャラリーの代表である。そして、リバープールジョンムーア大学と共に自身のアーカイブを管理、サポートしている。さらに、リバプールのトックステスにあるフローレンスインスティチュートコミュニティセンターのために精力的に活動している。彼の最新エキシビジョンは、Taking Liberties: Political Work 1970-2020として、ウェールズのGalerie Simpson Swansea(展示終了)とロンドンのThe Horse Hospitalにて開催中。(要アポイント、2020年7月末終了予定)
過去のエキシビジョン:(開催場所、都市名)
Peace is Tough:(The Artificial Gallery、ニューヨーク)、Ragged Kingdom:(Museo Civico、モデナ、the Biorama Projekt、ベルリン近郊)、May Day, May Day:(The Aquarium Gallery、ロンドン)、Out of the Dross-Liberty:(Paul Stolper Gallery、ロンドン)