"BRUSCOLI"(ブルスコリ)は1881 年、皮革に純金を転写する活版印刷の革工房としてイタリア・フィレンツェにて創業。ニ代目からは本の装丁業をスタートし、図書館の装丁本の修復なども手がけるように。その後同業者が次々に廃業していく中で、フィレンツェの装丁本製作、革への金装飾職人として唯一無二の存在となりました。
家族経営が多いイタリアにおいて、四代目まで続いたこの"BRUSCOLI"はある運命的なご縁がきっかけで、日本人女性でバッグや革製品の制作技術を学ぶため渡伊していた齊藤美菜子さんが、その140年の歴史や技術を引き継ぐことになります。 この出会いのストーリーについてお話を聞いた時、そのあまりにも運命的な?宿命的な?お話にとても感動しました。
そして歴史を引き継ぐ決意もかっこいい。
斎藤さんが五代目となり、140年の伝統を守りながら、新たな挑戦としてバッグなどの革小物を手がけることに。本の装丁を再構築してバッグに落とし込んだ代表作をはじめ、写真の"ディニタシリーズ"などをリリース。 齋藤さん曰く、イタリアは文化的にも、景観を守るためにも、建物の外観を大きく変えることが難しいため、扉の装飾を凝ったものにしたり内装を凝ったものにすることが多いとの背景から フィレンツェ旧市街のデコラティブな扉にインスパイヤを受け、ドアノブや鍵穴などのモチーフパーツをバッグへ落とし込んだユニークなデザインが生まれました。
ライオンのドアノッカーやノブ、蝶番などがトゥーマッチに施された雰囲気は、どこかジュエリーのようなムードもあります。イタリアの街並みがジャガード織となった裏地もすてき。 一度見たら忘れられないルックス、 一目見た時から「素敵!欲しい!」という気持ちとEVERGREYでご紹介できたら嬉しいなという想いですぐに齋藤さんにご連絡していた私でした。 たまたまイタリアから日本に帰国中だった齋藤さんが二つ返事でEVERGREYへ来てくださることになり、ご紹介できることに… 嬉しすぎるご縁…
携帯電話、お財布、メイクグッズまで、
必要なものが収まる機能的ミニサイズのバッグ。
2wayでストラップ付です。
すべてイタリアのアトリエにて手作業で制作されています。
MADE IN ITALY, FIRENZE
<カラー>
BROWN × GREEN シボのレザー
<サイズ>
W19×H13.5×D8cm
ショルダー:金具を含み約118cm
<素材>
牛革(カーフ)
裏地:コットン100% (イタリアの街並みがコットンジャガード裏地となったオリジナル生地を使用)
底ビョウ:5個